2020.7.1

太陽の方向に窓を開けると、部屋が明るくなるかと言えば、そうでもありません。開け方を誤ると、逆に部屋が暗く感じる場合があります。明るい部屋にするには、明るさのムラを作らないことがポイントです。

太陽からの光は直線的です。そして真直ぐな光は影を落とし、部屋を暗く感じさます。一方壁や床に反射した光は、真直ぐな光が粒に分解され、じわっと広がる拡散光に変わります。

写真の部屋は窓が南側にあるので日差しが強すぎて、窓の周りに影ができています。窓辺は明るいですが、部屋全体でみるとなんだか暗く感じます。2 枚目の写真は、直接光が当たっていないので、均一な光が奥の方まで届いているのが分かります。

これは「明るさ感」という、新しい考え方です。太陽がどこにあるか、周りに何があるか、どんな光を取り入れたいか、などなどを考えて窓の位置を計画しています。

さらに一口に窓と言っても、窓に何を通すかで形式が変わってきます。人、視線、光、熱、音、風…。
この話は長くなってしまうので、また今度

ryokamamatsu

塩浜のリノベーション

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