素材感のある話 | note architects - 清澄白河 門前仲町
2020.08.03
素材感について考える

仕上げ材には素材感を楽しめるものをお勧めしています傷や汚れも住んでいる方の生活やお手入れの跡として、愛着が持てる素材です。

例えば木やタイルやコンクリートなどです。お手入れや手間がかかる部分もあるかもしれませんが、その分時間が経っても劣化しない、付き合い方によっては長く付き合える素材だと考えています。

世の中には仕上げ材が豊富にありますが、中にはすぐに劣化してボロボロになるものもあります。完成した時には確かにピカピカで綺麗でも、傷や汚れがつくと、それが劣化していると感じられる。そして劣化する素材は常に交換していないと綺麗を保つことが難しいです。

傷や汚れが風合いになるか、ボロボロになるか。劣化と変化の差はここにあります。

ただし予算にも限りがあるので、全ての仕上げ材に変化する素材を使えることはありません。予算と効果のバランスを見て仕上げ材を選択しています

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