光は粒子であるという話 | note architects
2021.09.07
光は粒子であるという話

光は粒子であるという話
それも速度を持った粒子。

太陽の光は速度を持ち、それこそ光速で窓を通過し、部屋の中を明るくする。
一方で床や壁にぶつかった光は辺りに散らばり、速度を落としてその場を漂う。

話は変わって、日当たりの良い部屋が明るいとは限らない。
光速の光の粒子は、周りに影を落とし部屋の中に明るさのムラをつくる。
明るさ感を高めるには、このムラを少なくすることがポイントだったりする。

そのために、例えば窓の内側に障子をつけたりする。

写真の障子は和室だからではなく、光の拡散のためにそうしている。

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