フローリングについて考える | note architects
2021.02.12
フローリングについて考える

フローリングの魅力はいくつか挙げられますが、やはり手触り(足触り)ではないかと思います。
特に住宅のフローリングは肌が直接触れる部分でもあるので、その影響は大きいです。

肌触りは木の部分の厚さによって変わります。
主には無垢(12mm 程)と挽板(4mm 程)、突板(1mm 以下)
板が厚くなるほど柔らかく、暖かくなります。
それ単体では気付きにくい微妙な差ですが、踏み比べてみると違いがはっきりと分かるものです。

突板は硬く冷たい印象を受けるため、最低でも挽板程度は欲しいところです。

木であればたとえ傷が付いたとしても風合いとして残ります。さらに時間が経てば色が変わり、経年変化として楽しむことができます。

無垢か挽板かは、樹種、コスト、床暖房を採用するかどうかで決めます。
部屋の雰囲気に合う樹種か、無垢の肌触りが大事か、床暖房を選択するかを、コストを考慮しながら考えていきます。

フローリング はメーカーや種類が豊富に揃っていますが、大体こんな流れで選びます。

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℗Noa Asanuma